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村上龍 69 sixty nine

¥230 税込

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村上龍だとみんな最初に「限りなく透明に近いブルー」を手に取るかもしれないけど僕個人的にはこれがお勧めなんです！！若い頃に性なのか何なのか全くわからない発散しようもないエネルギーみたいなのが無かったですか？それを文学の世界で、それもなお学生の世界で発散し尽くしてくれる学園小説を村上龍が書いてくれた良作なんです。自分の学校を勝手に封鎖してバンドを組もうなんてもう最高にロックですよね。画面で楽しむアメリカの「スクール・オブ・ロック」が青春だとしたらこの本の世界はもっと爽快で自分の世界が広がると思う。だって「目に見えないから僕たちがどう思おうが勝手だろう」てな感じですよ。僕が同じ頃に出会ってしまっていたらもっと危険でエキサイティングなことをやろうと思ってしまっていたのかもな、とか勝手な想像が膨らむ。じっと読んでるのに走ってるような感覚になるよ。それって最高だろう。

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