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Ryohei Yanagihara
¥8,240
Ryohei Yanagihara 「ウィスキーが…お好きでしょ〜♬」「それな〜ら知ってるでしょ?」ということで、トリスウィスキーでお馴染みのIllustrator/作家・柳原良平さんの作品集です。いやー、吉高由里子のあのCM気持ちよかったなぁ。「そういえばあのキャラクター手がけたアーティストは誰だ?」ということで調べた後、出会うことができました。何となく花井祐介さんの絵なんかも僕は同じようなイメージで出てくるんですよ。あの特徴的な顔がズドンとある表紙も愛おしくて、二頭身のおじさんに愛嬌を感じるなんて、そうそうないですから。才能でしょう。間違いなく。
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Le monde de Jean Cocteau
¥8,270
僕はコクトーを、とあるおじさんに自分の絵を見せた時に「君はコクトーが好き?良いアーティストで僕は彼の絵が載ってるお皿を集めてるんだよ」と話してもらい、その時に出会いました。家に帰って画集を買って見てみると、時代を感じるクラシックな絵から現代のIllustrator文化に通じるようなミニマルな線で描かれた絵に「おお」と思いましたね。なんとなくですけどアンディ・ウォーホルのIllustrator時代とかも彼を意識してそうな。いや、絵を描いていく上で彼を一度も意識しない・知らない環境なんてそうそう保てるものじゃないのか。誰しもが一度は踏んでいく素晴らしいアーティストだよ。
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Jean Cocteau L' oeil Architecte
¥10,140
「これぞ本の良いところ!!」と言いますか、作った編集者や装丁デザインの人が良い仕事してますね〜。この本でしかもこの色味の絵を表紙に持ってきて、360度デザインするのはなかなかハイセンスですよね。他だともっとクラシックな作りにするというか、この現代的な雰囲気が心揺さぶりますね。コクトーは絵の他にも映画や舞台や、さまざまな方向にエネルギーを注いで、当時はかなり斬新な試みを映画の世界でもしてましたから。その彼の仕事ぶりを見られる、しかもモダンなルックで飾るも良しで、本の域を超えた持っておきたい一冊ですね。今日からコクトーに興味を持った人もどうですか。
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ロバート・クラム 「BEST」Robert Crumb
¥6,410
彼はアメリカのアンダーグラウンドカルチャーを築き上げた第一人者と言っても間違いではないと思います。僕はドキュメンタリー映画「クラム」を見て彼を知ることになるんですけど、それがなかなかの衝撃的な映像で…。世間で言われてる「病んでる」とかとは全く違う、家族揃っていつ破滅するのかわからない緊迫した空気の中、自分の負の感情を執着心とも言えるエネルギーに変えて自由帳に書き殴る姿には何か感じざるを得ませんでした。今だったら社会的にデビューできない表現とストーリーラインの数々。彼に触れずしてサブカルを語るのは不可能だ。
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和田誠 句集 白い嘘
¥32,000
和田誠さんの句集でとっても洒落てるなと思うのは本人の直筆でサインではなく句が綴られてるところですね。なのである意味本というよりかは一冊の本を通した作品という見方もできると思います。僕は普段句を読まないけどこれを読んでみました。良かったです。何がいいかって句の僕の今のイメージは「ぽっ」と頭の中に浮いたイメージをどこかにある湧き水で洗う感覚の気持ちよさがあるなと。自分の見た情景やイメージ、もしかしたら瞬間的なものを枠ともリズムとも取れる形にアジャストしていく。和田さんがお家で絵を描いていてふと、窓の外を見た時、ふっと息をついた時、何か煮詰まっている時、その瞬間の節々が垣間見れる気がしてより和田さんを愛せる一冊だなと思う。
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idea(アイデア)342号 横尾忠則|九〇〜七〇年代グラフィック
¥4,710
横尾さんが初期グラフィックデザイナーだった頃の作品を集めたideaですね。改めて一言で言うと「半端ない」ですね。もう明らかに異端児というかこんなの街に貼ってたら絶対に立ち止まってしまうようなド派手で中毒性のあるデザインを量産してる。画家になる前から、クライアントワークでさえも広告という媒体を飛び越えて横尾さんの頭のてっぺんから爪先まで見せられているような感覚に陥りますね。グラフィックというものにとてつもない可能性を感じさせて、それこそその領域を広げたアーティストの中の重要人物なのは間違いないことでしょう。このエナジーはいつの時代も必要だから長生きして欲しい。
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人生解毒波止場(サイン入り)
¥4,650
自分で言っててもよくわかりませんが、サブカルの中の深いサブカルの世界のど真ん中にいる根本敬さんの一風変わった人との出会いを綴った超刺激多めのエッセイですね。もう「前科23犯のはっちゃんの巻」とか「自称タイガーマスク三代目になるはずだった男の巻」とか、目次見るだけでも大爆笑で気になるところ満載なんですけど、これがZINEじゃなくて出版社から出てるのが「どんだけいい時代なんだよ!!」と思ってしまいますよね。笑 いやこれは買いでしょうね。自分が死ぬまでに積読しとくだけでも価値が湧き出てくるような変化球本ですよ。直筆のサイン入りです!!
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Terry Jones Catching the Moment
¥5,170
分かりやすいところで言うと「i-D」や「Vogue」の表紙を数多く手がけたアートディレクターのテリー・ジョーンズの作品集です。イギリスなので、もちろんパンクの本流の国で、そのスパイスを入れ込むのが非常にうまいんですけど、フォントの違いやシックな世界観も作り出せたりと、全く違う手段を取っても「同じディレクターかな?」と感じ取れるセンスみたいなものが汲み取れます。彼を見ていると、彼が何に影響されたのか深掘りたくなるほど巧みな手法と情報量だなと思う。あとよく見ると、結構日本語で気になるタイトルがあったりと…。時代ですね。笑
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CREAM ANDRÉ EDITION 2006 issue.06
¥17,780
SOLD OUT
LVやadidasともコラボしているアーティスト、アンドレ・サライヴァを特集したZINEですね〜。このニタニタしたデザインのMr.Aが書き殴られたようなドローイングとグラフィティー写真がたくさん見られます。なぜかわかりませんが、日本のストリートアートを見ても「日本人らしさ」みたいなものがなくて、大体は海外の「感じ」を真似していますよね。彼のような一目でわかるデザインは、シンプルだったとしてもかなり洗練されていると思います。カツッと人の頭の中に入り込める、まさにアイコニックなデザインでこの本もみんなの本棚をきっと豊かにしてくれると思う!!
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Self-Portrait Book People Picture
¥3,940
スーザン・ソンタグ ホルヘ・ルイス・ボルヘス モーリス・センダック 安部公房 アレン・ギンズバーグ ジョン・アップダイク エドワード・ゴーリーほか、世界の芸術家・作家600人以上の自画像を載せた変わった作品集ですね。自画像は面白いですね〜。なんて言ったって個性がもうかなり出ますから。真剣に描く人もいれば、大喜利だと勘違いしてふざけ倒す人もいる。「僕はアーティストですよ!!」と見せつけるかのように描き上げてくる人もいてね。「それを見てどうなんの?」と言われそうですが、「イヤイヤ、イメージを湧き立てるんです。この人がどんな人なのか想像の世界、自分の頭を育てる素敵な画集なんですよ。」自分だったらどう描くのか、自分の自画像も一枚足しておいてください。
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Raymond Pettibon HOMO AMERICANUS
¥25,700
ソニックユースでお馴染みレイモンド・ペティボンの展示会「Homo Americanus」に際して出版された作品集です。この本の凄みは何といっても600ページ以上の超ハイカロリーな画集ということですかね。質と量、そしてキマる中毒性を兼ね備えた彼の作品がそれはそれはてんこ盛りということで…。こんなジャンキーと美感を兼ね備えた作品集はなかなかないんじゃないですかね。
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Dessins Tout-Terrain
¥16,400
「Dessins Tout-Terrain Jean-Charles de Castelbajac」 フランスのファッションデザイナーのジャン=シャルル・ド・カステルバジャックのドローイング集です。流石に名前長すぎて日本まで届いてこないかとも言いたくなりますがフランスでは超有名なアーティストですよ。ポンピドゥーセンターというフランスでもかなり有名な美術館のデザインなんかも行っております。スタイルとしてはマティスのような原色を使ったシンプルな色彩と大胆な塗り。なんとも言えない味のある人物画の上に彼でしか出せない色の塗り方でまさに服を作るプロセスと同じように書いているような。彼の服もとっても素敵なんで見てみてください。日本でももっと有名になるべきだ!!
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コピー:スタンリー・キューブリック 映画ポスター・アーカイブ
¥19,280
SOLD OUT
「ずっと見ていたい」よりもはや「死ぬまで浴びていたい」と思わせるような映画監督はそれほど数はいないと思いますが、そう表現したくなるような熱いファンがいる名監督といえばこの人スタンリー・キューブリックさんじゃないですかね。 「高い芸術性を持ちながら、興行的成功もさせること。」を掲げ責任を負うと同時に全ての領域で独裁的にこだわって制作する彼のアートワーク、その中で深い映画ポスターの領域を楽しめる一冊です。どこで止めても美しい映像世界を作るクリエイターの紙の上の世界ですな。 完全限定生産1,000部
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The Line Saul Steinberg
¥18,400
一本の線に始まり一本の線に終わる。この本に出会った時に「なんて素敵な本なんだろう」と声を漏らしてしまいましたね。なんていうんだろうかまるでゆっくりとスタインバーグの頭の中を追って行ってるような気持ちになれるんですよ。ディティールを説明すると一枚の横長ーーーい紙に書いてあるドローイングを織り込んで本にしたような形でずーーーと広げていくと横長ーーーい一本の線で地続きになったポスターみたいになってる本なんですよ。なので「めくる」という感覚より「続いていく」という感覚で、「閉じる」という感覚よりも「終わる」と言った感じでクリエイティブのワクワクと最後の止めさえも本の中で感じれます。とっても貴重な本なんで是非!!
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Stuart Davis
¥7,840
知らない人には是非知って欲しい素敵なアーティストのスチュアート・デイビスさんです。抽象画とポップアートみたいな鮮やかな色彩を組み込んだ絵を描かれていて一度展示会で見て中々の癒しを得たのを覚えています。僕の勝手なイメージだとピザやオセロのような大体決まったルールのものを見せて「一回食べるのも遊ぶのも忘れて好きにしてしまってください!!」と言われてこうなってるようなイメージなんですよ。要するにある規定の中にある自由の獲得みたいな。抽象画ではあるんだけど奥に何か法則性を感じる。だけど最後は自由だと思えるみたいな。とっても素敵なアーティストなんで是非覗いてみてほしい。
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Saul Steinberg All in Line
¥8,240
Illustratorの世界を語るのに避けては通れないスタインバーグの世界!! 一本の線から始まる彼のミニマルワールドは誰にでも「真似をしたい」と思わせる、それこそ人のクリエイティブの入り口を作る偉大なアーティストですね。この作品集では街の人にフォーカスしたり国別の風景を彼のイラストで描いているのでまるで彼の線を引いていく感覚でイラストの旅に出てるような気分で超気持ちいいぞ。
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Jay-Z : ロッカフェラ王朝を築いたヒップホップの帝王
¥2,450
僕は誰にもコントロールされずにアートワークをしながらビジネスも成立させてきたアーティストは一通り勉強するんだけれども彼もその中の1人だと思う。億万長者(ビリオネア)になった最初のヒップホップアーティストとも言われていてフォーブスにも何度も載ってますからね。幼少期の頃に貧乏すぎて周りの人にクッキーを持ってるだけで取られるから「持ってないよ」と嘘をついた時に自分でこの環境をどうにかしないといけないと思ったて書いてましたね。薬物ディーラーから世界トップアーティスト/実業家への道のりがわかる。当たり前かもしれないけど全部自分でやろうと努めた結果、誰にも入り込まれることなく達成した偉業の数々といった感じ…。これがアメリカンドリームか。
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Alastair Reid OUNCE DICE TRICE
¥3,180
SOLD OUT
良い文だけでは良い本ができない。良い絵だけでは本になんてならない。本があるから生まれた良い絵と良い文がある。「本が必要ない」なんて言わせたくなくなるようなアートブックですな。僕の中では世界No. 1かもしれないIllustrator/ペインターのベンシャーンが詩人アラステア・リードの文にドローイングを添えたアートブックです。いいや、他にも協力した人も力強く名前を連ねるべきだ!!それぐらいお洒落な本です。
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JUXTAPOZ art&culture magazine
¥1,410
アメリカのアートカルチャー雑誌ですね!!この回ではオランダのイラストレーター「parra」の特集で彼の素敵な絵が載っていてウキウキですね。日本とは違ったこのある意味荒々しく作られた雑誌に子供の頃憧れみたいなものを感じてました。笑 ちなみにこのparraさんが作ったアパレルブランドもなかなかオススメで僕も着てます。あまり知っている人が日本ではいないのでいいよ。
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Joan Cornella ZONZO
¥4,540
アメリカの漫画家ホアン・コルネラさんの作品集です。全話一ミリも逃すことなく胸糞展開なんですけど…悔しいかな全部絵がお洒落で色の雰囲気も最高ですよね。なかなか根強いファンがいるのも納得で最近はアート界でも絵が高値で取引されてますよね。日本だったらなかなか出てきにくいスタイルだけどこれもアメリカならではのキャラクター。子供が読んでたら絶対止めるべきですよ。笑
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Raymond Pettibon: A Pen of All Work
¥11,670
SOLD OUT
題名の通りレイモンド・ペティボンのペンで描いたドローイングが山のように描いてある作品集です。「それ以外なんの説明がいんねん!!かっこいいに決まってるやんけ!!」とも言いたくなるようなもう彼を知ってる人からしたらものすごく分かりやすく肉汁バッチリな画集ですね。なんなんですかね彼の世界観は。なんだからよくわからないですけどタトゥーに入れたくなるデザインというか。荒々しく見えてスタイリッシュなこの世界観が唯一無二のドローイングですね。
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Jet Milk Hill to Sherbet Street (サイン入り)
¥6,870
SOLD OUT
ロックミュージシャン浅井健一さんのサイン入りで100冊限定のうちの一冊です。シンプルに良い絵だと思いました。仮に絵が誰にでも書けるものだとしたら大切なのは本人のキャラクター性でどんな人が書いてるかだと僕は思っています。この作品集を見る限りやっぱり自分がやってることやカルチャーが好きなんじゃないですかね。だから自分がやってることに対する愛情みたいなのが伝わってきて良かったです。僕はこの絵から音楽を聴いてみたので、それはなんかある意味逆輸入みたいな感じで楽しめました。知ってても知らなくても素敵さ!!
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Bob Gill illustration
¥3,960
アメリカのイラストレーター、ボブ・ギルのイラストレーション作品集です。日本ではあまり認知度がないかもしれませんがアメリカだと有名です。僕の個人的な意見なんですけどIllustratorだと広告とか人の目に映るところに描くことが多いと思う中で、特に「人」を上手に描く人が特に第一線になるんじゃないかなんて思ったりします。人が人を羨むような魅力を感じるように描ける、リアルよりいいイラストの世界みたいなのが素敵なIllustratorの条件の一つなんじゃないかなと思ったり。
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藤原ヒロシの特殊講義 非言語マーケティング
¥1,800
SOLD OUT
あの原宿カルチャーを築き上げた藤原ヒロシさんの文化背景や仕事の仕方、自分の歴史の流れなどを講義したものを活字にした本です。たまたま最近、とある人から藤原ヒロシさんの話を聞いて、その人の友達の大学教授がとてもニッチな授業をしていてそれをどこで知ったか見たのか受けていたのか分かりませんが藤原ヒロシさんから「話を聞きたいです」と連絡が来たらしいです。こういうエピソードてどこで語られるわけでもないですけど、これ一つで彼がどれだけクリエイティブか何となく掴めるような気がするんですよ。多分表に出てる話なんてほんの一部なはずです。その一部ぐらい感じ取りたいからしがみつくために必読本ですね。