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新版イラストレーション・発想と技術とプロの秘密
¥1,320
まだインターネット何もない、情報は活字からみんなが一生懸命探してるような時代。50年以上前にこれを読んだ方が「この本に刺激されイラストレーターになりました」と言っていてそのストーリーラインに心惹かれました僕は。当然僕の大好きな和田誠さんなんかも紹介されてましたね。そういう意味では人の人生を間違いなく変えた実用書ですから。イラストレーターの歴史ってまだまだ浅いから、それでこそ情報より人の話や温もりで歴史を紐解いていける魅力は充分にある。そのバトン渡しに尽力したいものだと僕は思ってます。
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シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン
¥2,230
彼の代表作「ミッフィー」をはじめ、日本で展示会をすると大大大人気のオランダのアーティスト ディック・ブルーナさんの作品集です。これタイトルがものすごく良いですよね。「シンプルの正体」色の素材も6種類で線も限りなく少なく抑え、どれだけミニマルにして人に愛させるかの一点に命をかけて取り組んだ偉大な方ですから、まさにその姿勢と愛させる魅力は絵を描いてる人も描いてない人も知りたいテーマです。この人に影響された人をあげるとキリないのは間違いないですから。やっぱり手書きの良さなんですよ。どれだけテクノロジーが発展しても一人の男が手書きでずっと書いていたストーリーに勝てないんですよ。それはこんな僕でも言い切れるんですよ…。
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acropolis museum
¥1,230
ギリシャの文化と歴史と美術を知る極上の美術館の図録らしいですが元彼女に貰ったのでこれ以上は控えさしてください…。あ!!この本はそらいい本ですよ。村上春樹も言ってましたから「アートのことを知りたいならギリシャの歴史を探ればいい」とね。僕には聞かないで。僕には聞かないでね。
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大橋歩 わたしの時代 1962-2009
¥5,560
おそらく大橋さんが三重県出身だったこともあり、三重で行われた展示会の図録で多分巡回はしてないので知る人ぞ知る作品集かもしれないですね。平凡パンチでお馴染み大橋歩さんの絵が見れる他、クライアントワークではない絵も他のお仕事も色んな絵をジャンプしていって楽しめます。イメージがどうしても平凡パンチに引っ張られそうですが違った絵もぜひ見て欲しいと伝えたくなる知って欲しい絵がたくさん。自分の生まれた故郷で展示会をやるなんて一個成功の証みたいなところありますよね。平凡パンチの表紙を全て並べたポスターも入ってます!!
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THE COMPLETE CARTOONS OF THE NEW YORKER
¥12,240
アメリカの雑誌「ニューヨーカー」の歴代のイラストレーターの歴史と作品をぐるりと大容量のページ数で見渡せる大作作品集!!名だたる小説家をデビューさした雑誌でもある。そこで同じく名だたるイラストレーターも活躍していた。日本語ではなく英語で職業として「Illustrator」となった以上イラストの歴史はアメリカと共にあるのか。なぜ漫画というカルチャーから少しずれたところにイラストはあるのか。そういう妄想をしながら読み進めるとかなり面白い。僕が思うに広告として時代を切っていくことがイラストレーターに求められるものとしてはマストなのかなと。世の中がどんなことを欲してるかどんな悩みがあるのか…それを絵に落とし込むのかなって。ありがとう作品集!!
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(サイン入初版)DAIDO MORIYAMA 森山大道
¥34,700
2008年にパリのカルティエ現代美術財団 で開催されたモリヤマ展の図録です。森山さんのその時、これまでの代表作が一気に見れるかなりリッチな作品集ですね。もう表紙から溢れ出る色気とカッコ良さは半端ないですよ。日本人の写真家が海外にも認められ、その人が森山さんのキーピースを見たいと思い作った作品集に森山大道さんのサインが入っているこのストーリーラインは痺れますね。僕は洋書を読むからでしょうか日本人のアーティストでも海外で作られた作品集の方が好みます。その理由はとっても簡単で「日本の外でもより認められた」なんだと思います。日本語以外の文字でその人の作品が見れるのは偉大なアーティストの通過点でほとんどの人はそうならないですから。誰にでもわかる心高ぶる写真を撮る彼の活動に乾杯!!
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平凡パンチ 大橋歩表紙集
¥7,560
平凡パンチがメンズ向けのカルチャー誌という事と本人のイラストと名前も相まって何故か男性だと勝手に勘違いしてたんですけど女性だったんですね。このクレパスで色を塗った粗のある特徴的な描き方が僕の好みに刺さります。当たり前なんですけどこの人とても絵がうまくて時代に応じて絵のタッチとスタイルを世の中にアジャストしていってますよね。最初イラストレーターになりたくて絵を見てもらうために受付嬢に「絵を見てもらうまで帰らない」と言い、それを機にキャリアが走り出したんだそうです。当時はこの媒体以外で絵を描かないような契約になっていてそれが自分の消費を守れたと書いていましたがその分気持ちが入った毎回ページを止めてしまうイラストだなと思います。全ての時代、彼女の携わった全ての表紙を見ていける素晴らしい作品集です。
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Kafka by Robert Crumb ロバート・クラム
¥9,260
アメリカのアンダーコミック界の帝王ロバート・クラムが文学界の奇才カフカの伝記的漫画を書き上げました。文学界と漫画界の変人が組んだ夢のような作品ですね。カフカも素朴に色々一人で苦悩を愚痴垂れながら作品に挑み続けたアーティストで有名ですから、その表現や表情をロバート・クラムに任せるとなればそれはもう腕がなる作業だったんじゃないかなと。このシリーズ別に他の人の作品も有名になっているわけではないので彼も扱う作家さんを選んで「その人だったらやろうかな。」というような形で取り組んだんじゃないかなと勝手に妄想してます。なんせ金なんかではなかなか動かない人ですから。そういうバックグラウンドが気になるほど伝記作品では傑作に値するんじゃないですかね。
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STERLING RUBY CHRON
¥33,890
アメリカ人アーティストであるスターリング・ルビーの作品が400点以上も載っている大型作品集です。ラフシモンズとのコラボでも話題になりました。世界で注目される現代アーティストですね。まず見て分かるのは、コラージュから抽象画、ペインティング、立体と表現能力が多才。そのどの作品をとっても僕は静とも品とも言える「心地の良い静かさ」のような感覚を感じました。見ていて感覚に任せたい自分と「どうしたらこうなるんだ?」と数学のように答えを知りたい知的好奇心が交互にきます。最近思うんですけど、本当に感覚に任せてたら抽象画なんて書けない気がするんですよ。どれだけ感覚を理詰めで、心の中でこの世にない言葉で追いかけるかみたいな気がして、そういう意味では本当に知性や好奇心がないと作り得ない作品たちなんだろうなと凡人の僕は思いを馳せてこの本のページを舐めるように眺めていきました。
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舟越桂 Katsura Funakoshi
¥2,140
SOLD OUT
舟越桂さんのロンドンで開催された展示会のパンフレットなので完全に非売品ですね。こういう外国で外国人が書いた文章だと何の要素が海外で惹かれるの分かるので面白いですね。読んでみる限り、建物も器も何もかも木で築き上げてる日本人の長い歴史に続いて彼もドラマチックでいろんな感情が見れる彫刻を築き上げたと。みんな日本に訪れると木の良さに感動するあの感覚を彼の彫刻で感じれるのが素敵なんだと!!自分が作ってるわけでもないのに日本の文化もひっくるめて日本人のアーティストが誉められていることを誇りに思う。なかなか手に入らないお土産のような特別なパンフレットですね。熱いファンの手に届くだろうこんな素敵な仕事をしてたらさ。
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舟越桂 私の中のスフィンクス
¥4,030
これはこれは作品性の高いなかなか過小評価された本なんじゃないかな。作品の質感によってページの材質も変わっている。まずこのジャケットの写真を撮ったのは誰だと聞きたくなるぐらい本人の作品を活かした素晴らしい写真だと思います。舟越さん本人が学生の時に「あの山は、あの大きさのままでオレの中に入る!」と思って続けてきた山のような人物シリーズが続いたと書いています。そういういつしかフト思いついた感覚にしがみついて何かを創造するモチベーションが僕からしたら美しくまさにアーティストだなと思うんです。その一文を手元に収めるだけでも非常に価値がある一冊。その意識に食らいつくことがどれだけ勇気がいることか僕達にも分かりますよね。彼がもしかしたら僕がまだ実際に作品を見たことないのに最も愛してる素晴らしい日本人のアーティストだと思います。すぐに見にいくぞ〜。どこだどこだ〜。
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(初版)アラキンZ 荒木 経惟/Nobuyoshi Araki
¥5,680
引用: 雑誌『S&Mスナイパー』で1979年から連載していた「緊縛写」をまとめたもので、荒木が初めて緊縛を撮った「夏子の夏」など、荒木の緊縛写真の原点ともいえる写真集です。 写真についてはまだ何も知らない僕がこの文章だけを読んでこの本を開いてみました。写真を撮るカメラマンと撮られる女性の生い立ちと過去と縛られた女性が映る写真。「これが荒木さんの写真なんだ」という感じで自分の感覚を模索しましたが、なぜこの年代だとイラストレーターに然り写真に然りSMブームが訪れたんだろう。本来、男が女性を独占的に扱う過度な欲求がどこかカメラという実際にやっている人がいるという事実を通してより周りに実在する行為という認識を与えたのか。男性が思うその意思を上回るほどに感覚以上に独占されたい恥部を見せたいと思う女性がいるのか。とても不思議になるムーブメントの原点とも言える写真集でした。
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Kiraz dans PLAYBOY
¥4,600
1970年代から30年以上にわたりプレイボーイ誌と仕事をしてきたキラズの代表作をオールカラーで集めた作品集です。30年以上となればとんでもない仕事量でその年数分一緒にできるイラストレーターとなれば魅力がないわけがない。内容的には結構過激な表現が大きく散りばめられているのにも関わらず、それを一回万人受け入れさす柔らかなタッチがあるといった感じでしょうか。芸能界の闇のような絵や世の中に散りばめられてる性の意識のようなものを違う出力に変換して世の中に放つ。まさにイラストレーターの仕事ですな。
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ピアッシング 村上龍
¥340
アイスピックで人を刺したい殺人衝動がある男性と自殺願望がある女性の物語ですが、あらすじを聞くだけでかなり重い内容のように思う。そんな強烈な内容でも滑り落ちるように心に流れてくるところが村上龍さんの凄さとしか言いようがないんですが。一つ思ったのは、幼少期なんかに不条理で理不尽な被害に遭うとそれに納得するために自傷行為をする人がいるんだなと。ある意味でそれは破滅願望ですよね。自分の過去に降り注いだ偶然の出来事を必然にしたい。そう思うと「自らも引き起こした」と思える追体験が必要でそれを追ってるんだなと。いや、これは僕の浅い一つの反応でみんなにも読んでいただきたい。
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Spotify ダニエル・エク
¥420
僕はどうやってサービスが広がったのかを知るのがすごい好きなのでこの本もとっても心地よかったです。今風にショート動画みたいに細かく章を分けてそのテンポでビジネスストーリーを展開していってくれるのでまさに音楽をアプリで聴くかのように読めます。一つ大きくわかったのは、もしかしたらこの先の時代海賊版で野良の人がやっている犯罪行為にこそビジネスチャンスがあるのかなと。先に需要があることがわかっている上、違法行為なんで絶対に正式なビジネスモデルを業界からも消費者からも双方から求められてるわけですからね。でもそれを受け入れてもらうのにすごく健気な努力の連続だったのか…。うーむ。面白い。この先この大きな企業はどうなって音楽業界はどう変わっていくのか楽しみですね。
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映画の生まれる場所で
¥160
映画「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督。この本では彼が「真実」というパリを舞台にした映画を作るまでの記録をまとめたものです。何がいいかって、別にどこかで連載しているわけでもないので本当にメモのような内容で、飛行機の中で書いた脚本の相関図があったりどこの映画本よりも人の体温を感じれる。「パリで撮影するとこんなズレがあるなぁ」「あの俳優難しいなぁ」みたいな、一緒にシチュー食べながら漏れてきた監督の苦悩と会話みたいな空気を本にまとめた感じがして僕はとっても素敵に思います。変に「映画監督とは!!」みたいな本を読むよりよっぽど役に立つよ。
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プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン 実績・省察・評価・総括
¥1,120
エヴァンゲリオンを作った庵野秀明さんの会社、株式会社カラーの社内情報が全てわかる、まさに株式会社カラーの色がわかる本社。この人たちずるいんですよ。ニッチと思わすことばっかやって、こういう本も「きっとこういうのもニッチな人に刺さるだろう!!」なんて会議で言って出しちゃうんですもの。でも、僕が思うにこういうドキュメンタリーチックな突き詰めたものは情報の集いなので本みたいな活字にすればするほど一気に解像度が広がりますよね。生々しいぐらいに具体的な数字の数々が入っていてもはや経営者向きのハイスペックでかなり実用性のある内容だなと。僕はこういうビジネスの仕組みを知ることが大好きなのでかじり付くように読みました。
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ポーランドポスター展
¥1,420
SOLD OUT
ポスター展の図録だけあって表紙を外すと飾れるポスターになっているのは秀逸で愛せるギミック。「ポスターの歴史はポーランドと共にある」と言ってしまいたくなるような素敵なポスターばかりですが当時は社会主義国家で国民に制限が課されることが多かったと。その分、この国には自分の意思を表現するパワーみたいなものが溜まりに溜まってたからこそ街頭に貼ってあるポスターがその人たちに共通認識をもたせるアイデンティティだったんだと思う。当時活躍したポーランドのアーティストの名前と共に作品たちが見れます。誰にも人の強い意志は止められない。人の目に止まるにはそれなりに理由があると強く思える素敵な図録。
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和田誠と日本のイラストレーション
¥6,120
これはただ単に和田誠さんを追う作品集ではなく、まるでオリンピックの開会式のようにイラストレーター和田さんを先導に日本のイラストレーションをなぞる素敵な本ですね。Illustratorという言葉もグラフィックデザインという言葉もない時代。まだその世界が小さかった時代から始まったキャリア。どうして和田さんがその世界に入ろうと思ったのか。その思いを追いかけながら彼の作品と周りのアーティストを辿れますね。おそらく彼のキャリアを追うということは日本の重要なグラフィックデザイナーやイラストレーター全ての人と関わりがあるのでイラストの日本史としては和田さんから学ぶとよりスムーズにより心地よく世界を広げる枝分かれが起きるかもしれませんね。表紙は他の友人アーティストさんたちの似顔絵ですが、その通り、すごい人しかいませんね。
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jean michel basquiat
¥13,400
彼の絵をハードカバーの作品集で持つとより高級感があり、インテリアとしてインパクト放ちますよ!彼の絵を実際LAで見た時は思ってたよりサイズが大きくて想像より技巧派な感じがして驚きましたね。どの絵を見てもわかるんですけどとてつもないスピード感とライブ感に溢れてるんですよ。エネルギッシュでハイテンポな音楽を可視化してキャンバスの中に瞬間的に収めたような、そんな感覚を覚えました。彼に似た作品が多いのも納得でしょう。やるまではできるかもしれないと思わせるのか、思わせたとして彼を超えるアーティストは今後あらわれるのか。彼は何を見てこの絵たちを歴史に収めたのか。これからもじっくりバスキアの作品を楽しみながら新たな風を待ちたいですね。
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AKIRA全巻セット
¥6,000
僕の出会いは小学校5年生の頃。お父さんに「AKIRAていうとんでもない映画あるから見てみろ」と言われてレンタルDVD屋さんに走って借りに行った記憶が。早速家で見るとお父さんの言葉があまりにも弱く思えるほどの衝撃がありましたね。次の日には「とんでもない作品が見つかったぞ!!」と教室で1人喚いていましたが、当時僕の世代ではAKIRAの熱はそこまでなかったのでたったの1人しか読んでくれなかったのを覚えてます。(※後にsupremeとのコラボでみんな知ることになる) ここから日本のアニメは世界に衝撃を与え、様々なSF作品に挑むクリエイターに妬みを植え込ませ、世の中にサイバーパンクというジャンルを広げた伝説の漫画ですよね。いつの時代に読んでも同じ衝撃の余韻が残るまさに稲妻のような作品。映画を見てもわかんない。漫画を読んでも解決しない。それでも手は止まらないし、ずっと記憶に残る僕たちの思い出。日本にはAKIRAがあると強く言いたい。
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LES 70's THE BOOK
¥4,280
この本とっても面白いですよ。70年代のカルチャー「服、デザイン、アート、映画、建物」全てをギュッと一冊にまとめたカルチャーアートブックですね。デイビッド・リンチが出てきて、ロバートデニーロが出てきて、セックス・ピストルズが出てきて、ロバート•クラムが作ったアンダーグラウンドコミックが大量にあってと言い出したらキリないですね。なんとなくですが、今よりかは断然左翼思想が強くて尖ったアーティストや作品がかなり多いイメージでカルチャーフリークなんかはこんな本開いて片っ端から調べたらもう飽きないと思いますよ。スタイリストとか業界の玄人はかなり刺さるんじゃないかな。僕が見て思ったのは僕のお父さんが物心ついた時のカルチャーなので二次的に「あんなあって、これもええで、あれもええで」といった感じで僕の世代にも雨のように降り注がれた物ばかりでした。だから結論良い作品は時代を超えていつの世代の若者にも青春を与えるんだな。僕がいないこの年代にも僕の思い出がある。それはその時の興奮を伝える先人たちのおかげであると。それを知れる素晴らしい本だな。
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PICASSO ピカソ II
¥2,230
SOLD OUT
僕が人生で初めて海外に行ってみたいという感覚を覚えたのは何を隠そう実際にゲルニカを見たかったからですね。おぞましくもファッショナブルにも見えるこの絵を小学校の頃に見て衝撃を覚えましたね。全く新しい感覚がスルッと体に入ったような気になりました。これまでは女性など私的な要素に影響され作品を変化さしてきたピカソが初めて政治的な要素を加えた超大作の絵らしいです。それによって歴史的なアーティストの位置を決定づけましたよね。この本だと年代ごとに彼にどういう心境の変化があってどうやって作品に現れてどういうギミックがあるのかとても細かく記されてます。彼の頭の中を少しでも覗ける良い作品集だよ。ジャケット買いもして良いぐらいカッコいいけどな。
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和田誠 日活名画座ポスター集
¥3,410
SOLD OUT
和田さんが22歳から30歳までの間に新宿に昔あった映画館に無料でデザイン提供していたポスターを集めた作品集ですね。当時無名だったのか無料でやっていたのも驚きですが、それ以上にこの絵とデザインの巧みさに圧倒されますね。忙しくなって他の友人に話を譲ったと言っていますがこれは忙しくもなる。ギャラとかじゃなくて自分がやりたいことに突進して行きたいんだなという熱意が感じれるな。最初の方はベンシャーンをかなり意識してるように思うんだけど、どんどん続けるごとに自分の線に変化していくのが見ててとても面白い。やはりこの人は…すごい。