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鈴木敏夫×押井守対談集されどわれらが日々

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ずいぶん昔から深い友人関係がある鈴木敏夫さんと押井守さんの対談集なんですけど、改めて読むと本当に興味深い話が節々にありました。二人ともアニメーションで一時代を築いた、日本人カルチャーを作っていった、時代を分岐さした日本の人物なので「今の時代を読む」みたいな感覚がもう自然についているんだろうなと読んでいて思いましたね。やっぱり作品を作る上でテーマとタイトルはかなり重要で、それこそが今生きる人たちが求める「動く価値のあるエンターテインメント」と言えるかもしれませんね。そう思うと「今」令和という時代はどういう時代なんだろう。僕たちは知らない間にどういったテーマに遭遇しているんだろう。やっぱりそれってわからないですよね。だからこそ僕たちはこうやっていつもボンヤリとした答えのようなものを求めて作品に齧り付いていくのかな。まだまだ日本を支えて欲しい二人でした。